2005-06-28

昨日は特に何もしなかった

昨日は黙々とプログラムをしていた。昼食後少しボスと話をして寝た。 気が付いたら辺りは真っ暗で、夜11時だった。 そのまま家に帰って風呂。キラキラアフロを見て読書。 土曜に本屋に行ったときに見つけた、森博嗣ダウン・ツ・ヘブン(Down to Heaven)を読んだ。戦闘機乗りの話なのだが戦闘シーンはかなりスピード感がある。 気が付いたら4時だったのでランプ亭で朝食を摂って研究室へ。 家から学校までの間に商店街があるのだが、どうやら今週末にでも七夕祭りをやるらしい。 飾り物がぶら下がっていた。数枚写真を撮ったが、あまりきれいじゃなかったのでボツ。

今日もプログラミング。一番重要な制御部を書く予定。 だいぶコンポーネントがそろってきたので、結合テストがそろそろテストができるかな。 今週にはプロトタイプのテストをやりたい。

おそらく今週の土曜日は玉がけの講習のはずだ。よく覚えていない。 まず受講証を探さなければ。

なんか毎日書いているなぁ。ほとんど奇跡だ。一週間は続いただろうか。


2005-06-26

デジタルデータの歴史的耐久性

新シルクロード展を見てきた。 楼蘭の木棺は木を削ってつくられたものだが(あたりまえ)その表面が滑らかだった。 切れ味のいい道具を使ったと思われるのだが、当時金属はあったのだろうか。 歴史の知識が無いのでよくわからないのだが。

嬰児のミイラは小豆色の布にやさしく包まれていた。 本当に愛されていたんだなぁ。その子がこの世を去って二千年ほど経っているが本当にそう思えた。

展覧会を見ていてふと思った。 デジタルデータは劣化に強いと言われるが、歴史的に見て本当に強いのかと。 私は唐代の壁画を見た。5世紀ごろの作品だ。この壁画を見て、私は菩薩が書かれた絵とわかった。仮に何が書いてあるかわからなくても、絵ということはわかる。 しかし1500年後ハードディスクが発掘された時、この中にたとえば私が撮った写真があるということに、気づいてくれるだろうか。

デジタルデータは0と1(正確にいえば磁気メディアの場合ディスクのある微小な領域が磁化しているかしていないか)の連続でしかない。 ディスクの記録方式やファイルシステムの構造がわからなければ、ただの丸い鉄板だ。

壁画が発見されたとき、壁画だと発掘者がわかったから意味のあるものとして扱われている。Capaの写真もそうだ。写真集団マグナムの倉庫で発見されたが、それはスライドだったから。スライドは記録メディアだが、画像専用の記録メディアだ。さらにひとつの画像が一枚のスライドとして物理的に分離されているだけでなく、スライドを光にかざせばすぐに再生される。記録フォーマットが物理的で、五感に直結しており単純だ。つまり人間が画像だと認識するまでのパスが短い。 一方デジタルで記録された画像は、一枚の画像として分離するためには、ディスクの記録方式とファイルシステムを知らなければならない。さらに画像を再生するには画像フォーマットを知っていなければならない。スライドに比べ五感に達するまでのパスが長い。 これでは千年後の人が私の写真に気づいてくれるということは期待できない。

情報の歴史的耐久性は、情報が五感に達するまでのパスで決まるように思える。デジタルデータは五感に達するまでのパスが構造上、ペーパーメディアに比べ長い。ということはデジタルデータはペーパーメディアに比べ歴史的耐久性が低いということになる。

デジタルメディアは、0と1の羅列を記録するという意味では情報の劣化に非常に強い。 ただそれは再生できるという状況でのみ意味がある耐久性である。 もしも唐代の画家がデジタルで作品を記録し、画像フォーマットと、ファイルシステム、ディスクの記録方式がわかっていれば、作品が書かれた当時の色、筆遣いが再生され、私の心を打ったことだろう。


2005-06-25

祇園精舎の鐘の声

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」
物理的に考えれば鐘の声即ち鐘が出す音の高さ(周波数)や反響は、鐘の形状や材質で決まる一定のものである。ではなぜ諸行無常なのか、毎回違って聞こえるのか。実際には温度変化で僅かに形状は変わるが、変化量としては僅かなので周波数や反響に大きな変化はない。それじゃぁ聞いている人間が変わっているんだ。と確か立花隆が言っていた。

私は今それを実感している。つい数日前に撮った写真を手直ししていたら、例の紫陽花なのだが、右側が真っ黒なのでγ補正やりすぎたなぁと思っていた。いざ明るくしてみるとなんか気に食わない。見慣れたせいなのかもしれないが。 逆にテクノプレースの写真は、明るすぎではないかと思う。露出を一段階落とし、シャッタスピードを半分にしたものも撮っていた。なんかこっちのほうが良いように思える。テクノプレースを載せた時は、いろいろ試した中で一番よく撮れたと思っていたのだが。 まぁこうやって迷いがあるのは、価値観がまだ固まっていないからだろう。

昨日予定していただいたいのコードは書けた。ビーム位置計算はまだだが、どうすればいいかはわかっているので後は手を動かすだけだ。今日は午前中は都内の本屋に行く予定だ。電子ビームの位置を検出して、ある軌道からずれたらそれを戻すという制御コードを書いてる。私は物理を専攻しているので(といってもここ数年物理らしいことはしていないが)制御理論をちゃんと学んだことがない。octaveでシミュレーションしながら勉強できないかと思い教科書を探しに行く予定。せっかく都内に出るので、できれば新シルクロード展も見たい。午後は調達した教科書で、制御理論の勉強。


2005-06-24

非生産的な一日

昨日は何もしなかった。早朝写真を撮っただけ。その後夕方まで寝ていて研究室でピザ食って帰って寝た。また非生産的な一日を送ってしまった。今日は昨日書く予定だった、AD変換ボードのラッパークラスとビーム位置計算ルーチンを書く。

東京江戸博物館でやっている「新シルクロード展」が7月3日までだそうだ。 早く見にいかねば。あと横浜でやっているルーブル美術館も7月上旬までだった気がする。


2005-06-23

夜間撮影

夜間撮影をやってみた。夜間撮影というよりも、早朝撮影か。午前3時ごろから撮っている。 この季節の関東地方は4時ごろから白んでくるので、コンディションが変わって撮っていて楽しい。今日は学内を撮ってみた。この写真は撮ったとき手ごたえがあったが、いざPCで見てみると構図があんまり良くない気がする。この建物はテクノプレースという最近できた建物だ。 Techno Place
(ISO400 EF-S 18-55mm 8sec 8.0)

私が通っている学校には、建築学科がある。この建物も建築学科の人が設計したのだろう。 正直建築の人が作った建物は、使い勝手がよくないので、うちの建築は大したことないなと思っていた。しかし写真をとるようになって(まだ2日だが)写真にしたら面白いだろうなぁと思う建物がいくつかあることに気がついた。うちの建築学科はVisual的に面白いものを作る人たちなのかもしれない。


2005-06-22

冷静に考えると

昨日の写真は黒すぎるかなぁ。後でちょっと修正するか。 最近、というかここを始めてから、StarWarsだのF1だのカメラだのと、遊んでるようにしか見えないな。昨日からプログラミングを始めている。今日も一日プログラムだろう。 これがうまくいけば、博士論文へ一歩進むことになる。テストとデバッグに少し時間がかかりそうだが。

最近はWindows用のプログラムを書くことが多い。ハードウェアをいじるコードが多いので、どうしてもWindowsしかサポートしないとか、Linuxサポートはあるが保証しないとか、ちゃんと動かないとかで、結局Windowsになる。すると問題になるのが開発環境。Visual Studioのアカデミックを買ってもらっているがハードウェアをいじるので、I/Oボードがささった決まったPCでしかデバッグできない。そうするとVisual StudioがそこらじゅうのPCに入っていなければならないが、アカデミック版はアクティベーションがあって、そこらじゅうに入れるわけにはいかない。ということで、Borland C++ BuilderXを使っている。Personal版なら無料でダウンロードできるし、Borlandコンパイラ以外にもMinGWやgccが使える。Visual Studio用のライブラリはBorlandのコンパイラではリンクできないが、MinGWはリンクできるのでI/Oボードに添付されるVisual Studio用のライブラリも問題なく使える。

あと昨日予定していた夜間撮影は雨なので中止


2005-06-21

EOS Kiss Digital N到着

昨日の午前中、EOSが届いた。残念ながらコンパクトフラッシュがない。さすがにこのクラスのカメラになると、容量は1GByteで高速なコンパクトフラッシュが欲しい。月末にamazonから2万円分のクーポンが届くはずだから、それで買おう。ひとまずIXY-200で使っていた128MByteのコンパクトフラッシュを使う。

今朝、歩いて研究室まで行ったのでその途中にあるものをいろいろ撮ってみたがなかなか思い通りにならない。シャッタスピードや露出をいじってみても、ブレるばっかり。オートは偉大だ。学内の中央庭園で見つけた紫陽花が一番まともに撮れていたので張ってみる。(ISO400 EF-S 18-55mm 4.5) 夜中のアジサイ

写真はモノクロで暗い写真が好きだ。ついいじって(といってもコントラストとガンマ補正だけだが)暗くしてしまう。今夜時間があったら、夜間の長時間露出をやってみようと思う。


2005-06-20

終わった

結局全部見てしまった。 モンティロ初表彰台。もっとはしゃいでいいんだぞ、モンテイロ。 モンテイロの記者会見見たかった。

次の番組である、めざにゅーのオープニングで、「F1も盛り上がっていましたが」って、盛り上がってねー。 見てもいないのにテキトーなこと言うな!


F1がもめている

今F1アメリカグランプリの生中継を見ているが、なんかもめている。 どうやらミシュランが構造上問題のあるタイヤを持ってきてしまったらしい。 ミシュラン曰く「10周以上走った後は、オーバル部分を走ってくれるな」。 ラルフがすでにクラッシュして怪我をしているだけにどうするのだろう。 なんかフォーメーションラップ始まっちゃったけど。

あぁミシュランユーザは全員ボイコットだ。みんなピットに入っていく。 せっかくトゥルーリがポールだったのに。ブリジストンユーザの6台のみがスタートした。 さみしー。

何台以上走らないと、レース成立せずみたいなレギュレーションがあったように思えるのだが。 解説によると12台以上走らないと不成立のようだ。だがフォーメーションラップには20台いたから成立。

水捌けがいいように、オーバル部分はアスファルトに溝があるらしい。 どうもその溝がタイヤにダメージを与えるようだ。


2005-06-19

TOYOTA初ポール

ヤルノ・トゥルーリが、F1アメリカグランプリでポールポジションをとった。 Toyotaにとっては初ポール。うれしい。

EOS Kiss Digital Nをとうとうamazonで注文してしまった。 私の物欲の耐久性わずか数時間だった。


EOS Kiss Digital N

Capa in Colorに書いたが、デジタル一眼レフが今無性に欲しい。何を撮るのか?写真なんか撮ってる時間があるのか?というもっともな指摘もあるが、とにかく欲しい。私は素人なので入門機、そしたらKISSかな、じゃぁ最近出たDigital Nか。 元々お母さんが使える一眼レフというのがコンセプトみたいだし。

そういえば今日は私の誕生日だ。 やばい。自分への誕生日プレゼントとかいう得体の知れん理由を付けて、EOS Kiss Digital N買いそう。何とか耐えなければ。


StarWars EpisodeIII 試写会

原稿は終わらなかったが、StarWarsの試写会に行ってきた。映像も音もデジタルで、席が前から5番目だったから、目を凝らせばドットが見える。すごい。最小ドット位の点が動いている。すごい書き込みだ。考えてみるとStarWarsはSFでありながら、クライマックスが空中戦や爆発シーンなどではなく、チャンバラというのが面白い。話の内容はネタばれになるので書かないが、悲しい話だった。封切りまでにまだ時間があるので、今までの作品を復習していくと楽しめるだろう。

ILMのスタッフとのインタビューが上映前と後に行われた。そこでオーストラリアでの撮影中のエピソードが語られた。それはStarWarsの最後の撮影となるアナキンがあのダースベーダの姿になる撮影の時、関係者その他がスタジオに集まっていたので撮影に立ち会ってもらった。撮影中は誰も話さず静寂だったが、撮影が終わると(特にスタッフの表情が印象的だったが)本当にStarWarsが終わったんだな、という表情をしていた。その後みんなダースベーダーのところに集まり、「本物のダースベーダーだ」と興味津津で触っていた。というものだった。

エンドクレジットで、SONY Atsugi Studioのロゴが出て現実に戻された。どうやらSONYの厚木テクニカルセンターというところで業務用映像機器をやっているらしく、"Atsugi"というブランドになっているらしい。あとはAMD64のロゴもあった。AMDのプレスリリースによるとOptronにWindowsXP Proを載せてAlias' Maya, Adobe After Effectsでモデリング、ライティング、レンダリング、テクスチャ、コンポジット、シェーディングをやったらしい。Windowsかぁ残念。個人的にはFreeUNIXを使ってほしかったが、まぁソフトウェアがまだないのかな。

で、試写会の後、研究室に戻って原稿を書き上げ提出しました。


2005-06-17

原稿作成中

7月下旬に開催される学会の予稿集の原稿が、明日までなので原稿を書いている。ので、なかなか更新する暇がない。いくつか書きたいことがあったのだが。

明日の午前中はStar Warsの試写会に行くので、今日中に終わらせたい。


2005-06-13

Capa in Color

ロバートキャパの写真展を、六本木ヒルズでやっているので見に行った。ロバートキャパは、1913年生まれの戦場カメラマンで、スペイン内戦、第二次世界大戦、に参戦し、1954年インドシナ戦争取材中に地雷に触れ死亡している。

写真家集団マグナムの倉庫で、60年以上未発表だった作品が大量に発見された。それらの作品を、HPのインクジェットプリンタ、HP Photosmart 8753で印刷されたものが展示されている どうやら、以前三越でやったロバート・キャパ写真展のよりすぐりを展示しているらしい。

作品を見た感想は、青がきれい。特に大西洋護送船団や英国空軍基地での写真の青は本当にきれい。 HPのプリンタの出力も実用上全く支障なし。A3サイズで、近くで目を凝らせばドットが見えるくらいのレベル。素人には全く問題ない。プリンタの価格も定価4万円。

おもわず写真を始めてみようと思ってしまった。そういえば写真は小学校4年のころから撮っている。高校生位から撮らなくなったけど。 ちゃんとした一眼レフデジカメが欲しくなって、帰りに秋葉に見に行った。10万かぁ。買えねー。

さて日曜とはいえ、院生に休みはない。特に論文を書く年の院生には。夕方研究室に行って、雑用をこなした。


2005-06-12

Start

さて今日からgoogleでblogを始めることにする。

私は大学院博士課程の学生で、今年博士論文を書かなければならない。 今年はおそらく、私の心は荒むだろう。この荒みっぷりの実況中継が できればと思う。


このblogは、http://www.argv.org/~chome/blog/noisefactory/に移転しました。

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