2007-07-22

かわいい写真で忙しさから逃避してみる

Cat

2007-07-17

Ricoh GR Digital

うーん、このボケがいいねぇ。
Keyboard


2007-07-05

安倍首相続投の予感

鈴木哲夫著「政党が操る選挙報道」を読了。政党の選挙におけるマスコミ対策に関するノンフィクションである。私は党幹事長や内閣官房長官がいわば報道官のように党や内閣のマスコミ対策を統括していると思っていたがそうではないらしい。自民党で本格的な組織的マスコミ対策が始まったのは2005年の衆院選からのようだ。

この本を読んで思ったのは、私たちは投票日までに年金問題のことを忘れてしまうのではないかということだ。参院選が月末に迫っているので、マスコミ対策チーム(コミ戦)は活発に活動していることだろう。この選挙での自民党の泣き所は年金問題だ。自民党が参院選に勝つには年金問題の解決策を提示しポジティブに持っていくか、国民に忘れてもらうしかないだろう。王道は前者だが、後者でいく場合どうするか。

タイミングよく久間前防衛大臣が失言で辞任した。安倍首相は柳沢厚労相や松岡農水相をあれだけ辞めさせなかったのに、久間防衛相はどうして辞任を許可したのか。私は現在党と内閣を仕切っているのは国対ではなく選対だからだと思う。

現在久間さんはマスコミの上では悪者だ。悪者を仕立てて徹底的に叩くのは最近のマスコミの傾向。私がコミ戦の指揮官ならこの傾向を利用する。マスコミに久間さんを叩かせれば、ワイドショーや報道バラエティは久間失言一色になる。数日後辞任すれば「辞めたからまぁいいか」的な空気が流れる。気がつけば年金問題は影が薄くなり、公示日が来る。公示されればマスコミはあからさまに特定の党を叩いたりはできなくなる。つまり久間発言を利用して参院選への年金問題の影響を最小限に抑えるわけだ。この作戦が成功するには、年金の新たな問題が出てこないという条件が必要だ。民主党長妻議員によると少し前から、年金に関する国政調査権による資料提出は大臣決裁になったため、資料が出てこないとのことだ。新たな情報が出てこなければ、新たな問題は出てくるはずもない。

コミ戦は久間発言を想定していたのだろうか。いくらなんでもそれは考えにくいだろう。(想定していたとすれば、それはそれですごい)では久間発言ナシでどうやって勝とうとしたのか。やはり会期延長で国民を年金報道に飽きさせる作戦だったのかなぁ。実は私たちは政党の手のひらの上で踊らされているのかもしれない。

言うまでもないが、これはニュースもロクに見ていないヤツが書いた何の根拠もない予想である。信じないように。(一週間ほど前のPAQ氏との電話で、もう安倍政権は終わりだろうと予想していたことは秘密だ。翌朝の朝ズバで「年金」という言葉が何回出てくるか数えるのを楽しみにしていることはもっと秘密だ。)


このblogは、http://www.argv.org/~chome/blog/noisefactory/に移転しました。

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