2007-10-19

noisefactoryのURLが変更されました

新しいblogのURLは、http://www.argv.org/~chome/blog/noisefactory/ で、 RSSのURLはhttp://www.argv.org/~chome/blog/noisefactory/rss.xml、ATOMな人はhttp://www.argv.org/~chome/blog/noisefactory/atom.xmlです。


2007-10-04

初体験

先週の土曜に、東京都写真美術館で開催された「ゼラチンシルバーB&Wジョイントワークショップ」に参加した。このワークショップは、参加者が撮影した銀塩(フィルム)の写真を自分でプリントするというワークショップである。前回の記事で銀塩のカメラを持って出かけたのは、このワークショップのためだったりする。

このワークショップは、講師のM.Hasui氏の話がうまかったこともあり、また内容も濃かったこともあり非常に面白かった。プリント作業が持っている面白さを十二分に感じる事ができた。

写真撮影は被写体が反射or発光した光を、レンズで集光しフィルムに記録する作業だ。一方のプリントはフィルムに記録した光をレンズで引き延ばし、印画紙に記録する作業だ。撮影もプリントもやっていることは同じである。銀塩で撮った写真を写真屋さんでプリントしてもらうと、何か違うと感じる事が多かった。これは私の技術の問題だと思っていたが、考えてみるとプリントを人任せにしていのだからイメージ通りの写真が出てこなくてもなんら不思議ではない。プリント作業は撮影時のイメージを思い出し、それに近づけて行く作業だ。焼き付け時間やフィルタの調整、覆い焼き等で仕上がりが変わる。このTry & Errorが楽しい。おかげで今、銀塩のコンパクトカメラが無性に欲しい。どうやら物欲モードに突入したようだ。候補はKlasse Wかなぁ。

今回の物欲モードにおける35mm銀塩カメラの調査でわかったのは、驚くほど銀塩写真は衰退しつつあるということだ。銀塩カメラの製造はずいぶん縮小されているし、新製品もKlasse位しか出ていない。写真家集団ゼラチンシルバーが銀塩写真を残すために活動しているのもよくわかる。( 今回のワークショップはこの活動の一環である) しかしながら今月はテレビの払いもあるし、購入は難しいか。

さてこの記事は2005年6月にこのblogを始めてから200番目の記事である。予告通り移転することにする。 この移転によりただでさえ少ない読者が、さらに減ることだろう。このblogが目的としているノイズをサイバースペース上に撒き散らし、にもかかわらずそのノイズが誰にも届かないという究極の理想にまた一歩近づくことになる。

振り返ってみると、このblogを始めてすぐに一眼レフのデジタルカメラを購入しており、写真を撮るということを再開している(小学校高学年くらいまではよく撮っていた)。このblogは私の写真の発表の場としても機能していたことがわかる。また公開した事を後悔している記事もある。
何かと機能不足であったり、XHTML Validなページが書きにくかったり色々不満があった、blogger.comにおけるNoise Factoryはこの記事をもって終了することにする。今後はARGV.ORGに移してノイズを撒き散らし続ける事にする。新BlogのURLは、http://www.argv.org/~chome/blog/noisefactory/で、ATOMのURLは、http://www.argv.org/~chome/blog/noisefactory/atom.xmlである。


このblogは、http://www.argv.org/~chome/blog/noisefactory/に移転しました。

This page is powered by Blogger. Isn't yours?

Subscribe to Posts [Atom]