2007-04-28

連休の予定

今年の連休の予定。

原付はちょっと自信ない。勉強してないし。てか住民票まだとってないし。


2007-04-21

IPv6導入でよかったこと

OCN IPv6サービスを導入し、普通にIPv6が使えている。研究室の私のPCもIPv6ルータにしているので、研究室中のLinuxがグローバルIPv6アドレスを持つようになった。研究室はファイアーウォールの内側にあるのでIPv4では直接Loginできないのだが、L2TPによってIPv6パケットはファイアーウォールを超えられるので、普通に直接Loginできる。IPv6のEnd to Endアクセスとはこういうことか。

IPv6導入の錦の御旗にIPv4のアドレスがなくなってしまうというのがある。が、IPv4+NATでやっていけているし、なんだかんだ枯渇しないという意見が大勢を占めているようで、(まぁ正確にはめんどくせーと、しらねーが大勢を占めているのだが)IPv6いらねぇということになっている。まぁWebとmailとyoutubeがあればOKという人はそれでいいだろう。だがほとんどのノードがIPv4グローバルアドレスを持っていた(うちの研究室では数年前までオシロスコープまでグローバルIPが振られていた)古き良き時代を知る者には、今は非常に不自由な時代である。IPv6を自宅に導入し(非常に狭い範囲ではあるが)あの時代に逆戻りできたことで私は非常に便利になった。

ということでIPv6陣営はアドレス枯渇を理由にせずに「end-to-endだとリモートログインが必要な人は幸せになれますよー」くらいにして大学や研究機関から浸食していくみたいな、ユーザビリティから攻めていけばよい気がする。(まぁ実際は私が知らないだけで十分攻めているのだろうが。)IPv4/v6デュアルスタックでマターリやっていけば、使うやつは使うし、そうでないやつは使わない。それで良い気がする。そもそもインターネットは、どっかの管理団体からルールを押し付けられるのではなく、だいたいのコンセンサスを得て後は実装してほっとけば、良いものが生き残って普及するだろうというモデルなのだから。

実は私に割り当てられた2の64乗個のアドレスをどう使おうか、IPv6ならではの使い道はないものかと頭をひねっていた。わざわざ無理をしてまでアドレスを消費することはない。こんな当たり前なことに今さら気がついた。


2007-04-20

Web2.0時代にC/C++はマイナな存在になるかも

Webアプリを書いていると思うのだが、Lightweight Languageと呼ばれるPerl、Ruby、Python、PHPといった言語を使うのが主流で、どうしてもC/C++は亜流のようだ。まぁC/C++は言語仕様上、比較的ハードウェアに近い層までいじれてしまうのでしょうがないと思うが。今後シンクライアントやAJAXが流行るようになるのであれば、C/C++はシステムレベル(OSやサーバアプリを書くだけ)のプログラミング言語として、マイナな存在になるのかなぁ。


2007-04-15

外反母趾発覚

二週間ほど前になるが革靴がかなり損傷しているし、来月は友人の結婚式で地元に帰るため、数日間革靴で過ごすこと思われるため新調すべく靴屋に行った。私は革靴に良いイメージがない。というか私の足にFitした靴を履いたことがない。よってオーダーメードにすることにした。Webで調べると銀座に2万円ほどで作ってくれるところがあったので、そこに決める。他は6万とかするし無理。注文すると足の形を取るキットを送ってくれるということだったが、ここは店に赴いてプロに測定してもらうことにする。

先客がいたため30分ほど待たされる。どうやら今年度中学生に入学する女の子のスクールシューズの新調のようだ。毎日履くものだし、正しいなぁ。私の番になり、3次元で足の形を計測後、足の裏側の形を採取される。このデータを元にいろいろ私の足について解説をうける。それによると私は外反母趾になりかけとのこと。これまで履いていた靴のサイズが大きすぎたため、足が靴の前のほうにつまってしまい、靴は先にいくほど狭くなっているので外反母趾になりかけているらしい。外反母趾などハイヒールを履く女性のことだと思っていたのだが。

納品は早くて連休前、遅くとも連休明けには出来上がるとのこと。出来上がった靴は合うまで修正してくれる。最後は自分の足で仕上げるということらしい。楽しみだ。


2007-04-14

ミルカさんと最強の萌え

結城浩氏の数学ガール書籍化されるらしい。R.U.Certainマガジンによる結城氏のインタビューの中で、数学が得意な登場人物(女性)ミルカさんは「理系にとって最強の萌え」という賛辞があったとのことだ。これには激しく賛同する。

ふうん……。ストレートに書け。必要かつ十分な長さで書け。定式化して書け。用語を定義して書け。あいまいさを残さずに書け。威厳を持ち、香気を放ち、心打つほどの単純さを以て書け。……と言うのね

このセリフにぐっとこない奴は、病院に行け。


2007-04-10

寂しい朝

現在朝6時を過ぎた頃だ。先ほど実験が終わった。測定のかなりの部分を自動化しているので、独りの待ち時間が長い。今日はレンタルしてきたエウレカの最終巻を見ていた。恋愛から遠く離れてしまった独身男性が未明に独りで見るアニメじゃないな。非常に寂しくなった。「あぁっ女神さまっ」以来だ。

世の女性たちよ。今がチャンスだ!さぁ私と恋に堕ちよう。


2007-04-09

映画版「蟲師」雑感

大友に告ぐ。「原作の読みが足りない。」以上。

私は原作&アニメファンなので、これは偏った意見である。どうやら話がわかりにくく蟲の説明がもっとあればよかったとかいう意見があるようだが、仮に説明が十分でも私の評価は変わらないだろう。蟲師は断じてホラーではない。淡幽の苦しみと責任感、虹朗のダメっぷりと開き直り、ぬいの葛藤が描ききれていない。見ていて辛かった。非常に残念だった。


2007-04-08

ふと駅のホームで考えた

人類が恐竜を見ているように、この星の次の知的生命体に人類も見られるのだろう。
「かつて地球には人間という生き物がいました。化石燃料をエネルギとして、文明を築きました。ちょうどこのころ地球環境の変化があったようです。」
次の知的生命体の小学校ではこんなふうに教わるのだろうか。

こんなことを、ふと駅のホームで考えた。


2007-04-07

選挙公報雑感

明日は選挙である。引越しの時大量に捨てたゴミの大部分は新聞紙だったため、家からペーパーメディアを排すべく新聞の購読をやめた私には、明日の県議会選挙に誰が立候補して、どのような政見を持っているのかといった全く情報が入ってこないことに気づいた。選挙公報ぐらい自治会が配達してくれると油断していたが、私の選挙区では新聞の折込として配達されるため、新聞をとっていないと選挙公報も配達されないのだ。

選挙管理委員会のWebに行けば、PDFでダウンロードできるだろうと思っていたがそれすらできない。ボスにこのことを話すと公民館や市役所の出張所でもらえるという。それでようやく入手することができた。うーむ、こりゃ新手のデジタルデバイドだな。

私が住む千葉県の条例(千葉県議会議員選挙公報の発行に関する条例)では選挙公報の配布は、選挙管理委員会は選挙人名簿に登録された者の属する各世帯に対し、選挙の期日二日前までに配布するという。各世帯への配布が困難な場合は新聞折込その他これに準じる方法でもよいとなっている。うーむ。新聞は各世帯が購読していることが前提のようである。このへんが、選挙がネット時代に追いついていないということなのだろうか。

選挙期間中は、有権者の好きな時にいつでも候補者の政見にアクセスできるようにすべきだと私は考える。資金力うんぬんの問題があるだろうから、政見放送と選挙公報はいつでもアクセスできるようにすべきだ。これを実現するにはネットやWebはかなり有用なツールだろう。もちろん現状のペーパメディアによる配布は継続しつつ。

今の法律に規定されていないので選挙公報をWeb上に掲載できないのはしょうがないだろう。だが、どこに行けば選挙広報がもらえるということくらい書いて良いのではないか。あと最近話題の政見放送だ。候補者全員分をyoutubeにアップしてしまえばいい。まぁyoutubeに依存するのが問題なら、選管自らストリーミングサーバを立てればよい。

若者の投票率が低い理由の一つに、「誰に投票していいかわからない」というものもきっとあるだろう(少なくともここに一人いた)。それは候補者の情報が彼らに届いていないからだ。願わくば今回選出される議員さんたちには、この選挙におけるデジタルデバイドを解消して、候補者の情報を彼らに届きやすくして欲しい。

今後の法改正に期待することにしよう。


2007-04-01

助手初仕事

本日付けで助手に昇格した。明日辞令伝達式がある。まぁ現実は新制度の助手なので、「パーマネント取れたからこれで安泰!」というわけではない。3年契約になり、契約更新は1回までなので期限を切られた形だ(おそらく更新はない)。職場も仕事内容も基本的に変わらないので、(雑用は増えるだろうが)これまでの仕事続きをやっている。先日の怒涛の仕事モードでやった仕事の結果が出そうである。おそらく良い結果が。今夜こそうまい酒が飲めるかもしれない。


認識と信仰

私が通った幼稚園は禅宗のお寺だった。高校はプロテスタント系だった。なので宗教には思い入れがない。父の危篤の知らせを受け、地元に戻る途中の機内で「天にいまします....」などと(一行分しか知らない)主の祈りを頭の中で唱えていた(まぁ人間が弱ったときに近づいてくるのは悪魔ではなく、神だということか)にもかかわらず、看取った後は仏壇の前に正座して手を合わせていた。この時は「節操ねぇなぁ」と本気で思った。

今夜は眠れなくてザ・ホワイトハウスの第一シーズンを見直している。第一シーズンの名作のひとつ「安息日」だ。死刑問題がテーマの話。ある死刑囚の死刑執行を認めるかどうか迷う大統領と、死刑囚を救おうとする補佐官達の話だ。どうしても宗教がでてくる。悩みぬいて死刑執行を承認した大統領は、少年の頃通っていた教会の神父に、神は無慈悲だと不満を述べる。そこで牧師がした話がぐっとくる。

君を見ていると川の側に住んでいた男のことを思い出すよ。彼は無線で連絡を受けた。
「川が氾濫して洪水になる。だから付近の住民は全員避難するように。」
だが彼はこう言った。
「私には信仰がある。神に祈れば助けてくださる。」

水位は上昇し、そこへボートに乗った男がきた。
「おーいちょっと。そこのあんた。逃げないと溺れ死ぬぞ。避難所へ行こう。」
だが男は怒鳴り返した。
「私は神に愛されている。神に祈れば助けてくださる。」

上空にはヘリコプタが飛んでおり、メガホンを持った男が叫んだ。
「おい君、そこの君。洪水に押し流されるぞ。はしごを下ろすから、安全な所に行こう。」
だが男は怒鳴り返した。
「私は神に愛されている。神に祈れば安全な所につれて行ってくれる。」

そして、男は溺れ死んだ。
その後天国の門前に立ち、彼は神に面会を求めた。そして言った。
「私はあなたに祈りを捧げました。愛されてると思っていた。どうしてこんな目に遭うんです。」
神は言った。
「私はあなたに無線連絡と、ボートと、ヘリコプタを差し向けた。なのになぜここにいるのか。」

私は社会現象や自然現象は人間が認識することで、その現象が存在しているかが決まると考えている。目の前で世紀の大発見の現象が起きていても、その現象を見つけて大発見だと認識しなければ、その現象は起こっていないのと同じだ。

人間が認識することによって存在する神仏はお告げをくれたり、目の前に札束を積んでくれたりはしない。でも
「洪水で逃げ遅れた時に、ボートが助けにきてくれた。これまでいいことしてきたから神様が助けてくれたんだね。」
とそれまでやってきた悪事を棚に上げて神の思し召しと認識すればそれは当人にとってそうなるし、そのくらいで良いと私は思う。

この第14話「安息日」はとても良い話だ。私が好きなジョーイ・ルーカスが初めて出てくる話でもあるし。ザ・ホワイトハウスはシリーズ通しても非常に出来の良いドラマだ。おすすめする。だが韓流ブームのおかげでシーズン4からNHKでの放送が止まっているのは非常に残念なのだが。


このblogは、http://www.argv.org/~chome/blog/noisefactory/に移転しました。

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