2007-03-16

月額550円(税別)で、固定IPのWebサーバを立ち上げる方法

13日にJUSの勉強会「OCN IPv6活用方法 - L2TPによるIPv6サービスを使い尽くす!」 に参加した。OCN IPv6サービスは、フレッツユーザであれば月額300円(税別)でIPv6のグローバル固定IPと非固定のIPが使えるサービスだ。L2TPでv6のパケットをv4で包んで通信しているとのこと。PPPを使ってホストに仮想的なネットワークインターフェースを作り、それにIPv6の固定アドレスを振る。 v6のパケットは、L2TPでv4の皮を被ったPPPで作った経路を通るので、NATを通過することができる。

(私は数ヶ月の間加入していたにもかかわらず、全く使っていなかったので知らなかったのだが)HTTPであれば、IPv4-v6の変換をやってくれるらしい。それもタダで。

フレッツに加入していなくとも、月額250円(税別)のバリュープランに入っていれば、他ISPのユーザもOCN IPv6サービスに加入できる。つまり税込み600円弱で固定グローバルIPが振られたWebサーバを立ち上げることができる。まぁWebページを公開するだけなら無料のサービスがたくさんあるのであんまり意味はないが、「AJAXって最近流行っているから、やってみたいんだけど」とかいうときには意味があるかもしれない。

やってくれる変換はHTTPだけなので、リモートログイン等はIPv4からはできないが、非固定のIPv6アドレスを取得すれば、v6からログインすることができる。

講演会ではさらに、apacheのmod_proxyを使えば、プライベートネットワーク内にあるWebサーバを外に公開できると言っていた。これによりネット予約機能を持ったHDDレコーダを使えば、出先から録画予約ができたり、秋月で売ってるPICNICみたいな、 NICをもったガジェットを外から操作できて便利or楽しいと言っていた。てかめっちゃ楽しそう。






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