2006-01-08
語感の心地よさ
未明に蟲師のアニメを見た。「硯に棲む白」と「やまねむる」の二本連続放送だった。
「すずりにすむしろ」
語感がいい。すずりに|すむ|しろ と3つのユニット(文節っていうんだっけ?)の頭文字が、さ行だからだろうか。それとも硯という黒を連想させる単語に白を棲まわせているからだろうか。
随分前になるが、友人が(もう何か忘れてしまったが)何かの語感が悪い。と言っていたが、当時はあまり語感というものがわからなかった。というか興味がなかった。なんかやっとわかった気がする。語感という感覚は主観的なものだろうから、この「すずりにすむしろ」が心地よいと感じない人もいるのだろう。
この蟲師というマンガのサブタイトルには、語感が心地よいものが多い。アニメーションのできも良い。私は好きだ。
このblogは、http://www.argv.org/~chome/blog/noisefactory/に移転しました。
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