2005-10-31

BLOOD+

今日は朝から東京国際映画祭のProduction I.G.のイベントに行った。 ちょっと寝坊して最初のセッションのBLOOD+とIGPXの舞台挨拶はちゃんと見れなかったが BLOOD+とIGPXの特別編を見た。IGPXはターゲットが10代の男の子で、まぁお子様向けかなって感じだった。BLOOD+はすごかった。放送分を見ていないので定かではないが、昨日までに放送した4話分をまとめたものが上映されたようだ。私は重いテーマの話が好きだ。話もちゃんと作ってありそうだ。何よりも絵、特に線が力があって良い。萌え要素がないのも最近珍しい。来週からちゃんと見よう。

あと神山氏とかの対談も聞いたのだが、まぁそれは置いといて、押井守と鈴木敏夫の対談が面白かった。最初の一時間は二人とも憎まれ口を叩きあっていた。 何だかんだ言っても、鈴木は押井がちゃんと喋るように話を振ってるし、お互いを認めているんだなぁという感想。

立喰師列伝はテーマがおもしろそうだ。道端で弁当広げられないといい、歩きながら煙草が吸えないことといい、ルールを破る人間を許容することができない社会になっている。 人が立派であることを、向上心を持つことを押し付けられる社会になった。人間は元々立派じゃないんだから....ということらしい。 私は差別は他者の多様性を認める寛容さの欠如が本質的な原因だと考えている。社会がそうなっているのなら、差別される人をどんどん増やしているということになるのかなぁ。やっぱり他人を卑下しないと自分が保てないということは、やっぱり人間は元来立派な存在ではないということか。まぁこの辺のことはまだ自分の中で答えが出てないので保留。 まぁ例によって答えの出ない映画だから、一般ウケしないだろう。多少プロモーションするようなので話題にはなるだろうが。 最後にツバサとHolicの映画を見て、ラーメンを食して帰宅。

これから午前中にある打ち合わせの資料を作るために、入浴後研究室に行く予定。






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